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今回ご案内したものは次のような素材や壱岐郷土料理です。
(当日ワタワタしていて殆どのメニュー写真が撮れませんでした。残念です。)



【食前酒】 ビワの種酒

女将の無農薬果樹園でなったビワで作りました。ビワは実よりも皮、皮よりも種により効用があるそうです。胃のもたれ・口内炎・歯痛・歯茎の腫れ・歯槽膿漏。のどの痛み・せき等。口や喉の炎症に効果が高いようです!

焼酎は壱岐の「猿川35度」(伊豆酒造場)を使用しています。

【前菜】ガゼ味噌

島に山百合の咲く春に、玄海灘の荒磯で採れたバフンウニを殻ごと茹で、内臓やガゼ棘の小片ごとすり鉢ですっていきます。壱岐の島のなめ味噌は、海の匂いのする佳い肴です。
壱岐では秋ナスではなく「ガゼ味噌、嫁に食わすな」なんて言います。
日頃遠慮している嫁も、つい大飯を食らってしまうからと言われています。
一見豪快ですが、この棘が口でガリッと残らないまですり鉢で刷り続けるのは根気と思いがかなり必要!今回のガゼ味噌はakk^o^が磯でとったウニを、壱岐のおばちゃん達と一日がかりですり鉢した味噌でした。


【前菜】セッカ(石花)ポン酢

セッカとは長崎一帯の方言で牡蠣のことを言うのだそうです。司馬遼太郎氏の『街道をゆく』には『失われた日本』、『日本人の言葉』の中で、「(長崎県)島原地方には『石花(セッカ)』というものがあって、それが『牡蠣(カキ)』である」と書いてありました。広辞苑などにもなく遂に『日葡辞書』で探し出したそうです。
壱岐では牡蠣のミニミニ版のことをセッカと言います。あまりにミニなのですが牡蠣の子供ではなく成体です。

【前菜】トコブシ醤油煮

早春から秋にかけて磯解禁で壱岐の人々が楽しみにしているのが、このトコブシ取りです。膝丈しか海につからなくても探せるからです。潮干時に岩の裏に隠れています。最盛期には¥7,000/kgなんて高値が競りでついたなんて聞きました。高級貝ですねー。今回はトコブシ取り名人の86才になる平山おばあちゃんの秘蔵を送ってくれました。

【前菜】 天然鴨のスモークと焼き鳥

平山旅館のお父さんが猟でとってきたものをスモークし、冷凍庫に隠していたのをもらっちゃいました♪これは前期のものですが、いよいよ11/15から鴨猟解禁となります。今年も楽しみです☆

【天然真鯛三点珍味】鯛の塩辛

秋で鯛が美味しくなってきたので、壱岐のお父さんが作り溜めしててくれました♪酒盗みたいなもので、一般的にカツオの内臓の塩漬けをイメージされると思います。カツオより鯛の方がまろやかでクセがないでしょうか。塩気を個人で調節して頂くために、大根おろしにワサビを混ぜたボールを上に乗せてみました。

【天然真鯛三点珍味】鯛味噌

平山旅館名物「島茶漬け」で使われる天然真鯛の副産物で作りました。鯛は頭も大きいし、骨も太いから…。頭や骨の周りの身をでんぶ状にし、骨でダシを取って壱岐味噌と酒、ミリンと合わせて弱火で半日コトコト煮込んで作りました!
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平山親父のサプライズ】 壱岐産天然ウナギ

夏も過ぎた河口で、ツボ編みをひょいと持ち上げたらウナギが居たそうです♪(^3^)今回は時間が無くて白焼きしかできませんでした。歯ごたえはありますが、噛めば噛むほど味がでるのが 天然物の証拠


【メイン】 鯛そうめん鍋

壱岐の漁師街のお祝いごとの席でよく振舞われるのが、この『鯛そうめん鍋』です。もともと、鯛自体がめでたいことの象徴ではあるのに加え、漁師街では自分で獲ってきた一番よものをお祝いの席で振舞うのが豪気であるとされてきました。この鍋の残った煮汁で雑炊を炊くと最高の美味を堪能できます。

今回の鯛はちこ鯛です。また、そうめんは「島原そうめん」、お餅は石臼でついた粘りと腰のある本格餅です。

大好評だった「おじや」ですが、米は女将から精米したてのものを送ってもらいました。また、卵は平山家の放し飼いにしている地鶏の生み立ての卵!美味しくないわけが無い!
女将の摘果メロンの粕漬、蕪の一夜漬は私も大好きな香の物です!

【デザート】ユズシャーベット、カーサ焼きwithジャスミンシロップ

カーサ焼きは壱岐のおかあさんが家庭で作るカステラに似た焼き菓子です♪今回はもちろん壱岐小麦と壱岐の卵で焼き上げました。シロップはジャスミンティで作りました。甘いけど、爽やかな不思議なシロップです。

グラニテで柚シャーベットを出すのを忘れてしまったので…。デザートと合体させて、シロップ+カーサ焼き+ユズシャーベットと三段重ねにしてみました。
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